「将来のために資産運用を始めたい」「今の時代、給与だけでは不安…」
そんな思いから、株式投資に興味を持つ公務員やそのご家族が増えています。ですが実際は――
「証券会社ってたくさんあるけど、公務員でも大丈夫?」
「どこを選べばいいか分からない」
「副業規定や職場バレが心配」
「そもそも何から始めたらいいの?」
と悩み、なかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
私自身も現役公務員時代、
「本当に口座を作ってもいいのか?」
「どの証券会社が使いやすいのか?」
「家族や同僚にバレないようにできるのか?」
など、いろんな不安や疑問を持ちながら、最初の一歩を踏み出しました。
ですが、しっかり比較して選べば、公務員でも安心して株式投資を始めることができます。
特に、【SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券】の4社は、初心者でも使いやすく、手数料やサポートも充実。
多くの公務員や資産運用初心者に選ばれています。
この記事では、公務員が証券会社を選ぶうえで本当に気になるポイント(安全性・手数料・使いやすさ・バレるリスクなど)をわかりやすく解説し、おすすめの4社を徹底比較します。
さらに、
「副業規定や確定申告での注意点」
「私自身の体験談や実際の失敗・成功例」
「株式投資の始め方・失敗しないコツ」
「よくあるQ&A」
なども盛り込み、はじめての方でも安心して読める内容になっています。
将来の安心のために、“まずは知ること”から始めてみませんか?
最初に、公務員が証券会社選びで悩みやすい理由から見ていきましょう。
公務員が証券会社選びで悩む理由とは?
株式投資に興味があっても、公務員は「本当に証券口座を作って大丈夫?」と二の足を踏みがちです。
その理由には、公務員特有の環境や職場ルールが関係しています。
ここでは、公務員が証券会社選びで感じやすい主な悩みや不安ポイントを整理します。
「副業禁止」でも証券口座は作れるの?
まず一番多いのが「株式投資は副業禁止規定にひっかからないのか?」という疑問です。
結論から言えば、公務員が自分の資産を運用する目的で株式投資をすること自体は、法律上も規則上も“副業”にあたりません。
この点は多くの公務員が気にする部分で、「後ろめたさ」から投資をためらってしまうケースもよく見られます。
ですが、しっかりルールや税金面を理解していれば、必要以上に怖がる必要はありません。
証券会社の「安全性」や「信頼性」が心配
初めての証券口座は「本当に安全なのか?」「資産管理やセキュリティは大丈夫?」といった信頼性も大きなポイント。
ネット証券の場合は特に、
会社の規模や実績
サポート体制(困ったときの電話・チャット対応)
システム障害の有無や復旧スピード
セキュリティ対策(2段階認証など)
といった部分をしっかり比較することが安心につながります。
「家族バレ」「職場バレ」への不安
「家族や職場の同僚に投資を知られたくない…」という人も少なくありません。
証券会社によっては口座開設時や重要書類の郵送が必須な場合もありますが、近年はネット完結型が主流。
郵送物なしの口座開設
Web上での書類確認
アプリ管理でスマートに
といったサービスを選ぶことで、プライバシーを守りやすくなっています。
「使いこなせるか不安」「手続きが面倒?」
「パソコンやスマホが苦手」「申し込み手続きが複雑そう」という不安もよく聞きます。
しかし最近のネット証券は、
申し込みはスマホだけでOK
必要書類もオンライン提出
初心者向けのガイドやチャットサポート充実
といった「簡単・親切」がどんどん進化。
使いやすさで選ぶことも十分可能です。
公務員が重視したい“独自の比較ポイント”とは?
一般的な「手数料」や「使いやすさ」に加えて、公務員の場合は
NISAやiDeCo(節税制度)対応の充実度
確定申告サポートやマイナンバー提出のしやすさ
長期投資・積立投資のしやすさ
スマホのみで完結できるか
など、「安心して長く使えるかどうか」も重視しましょう。
次章では、初心者の公務員でも安心して選べる【おすすめ証券会社4社】を徹底比較します!
公務員におすすめの証券会社 比較表【2025年版】
それではいよいよ、公務員やそのご家族が安心して使える「おすすめ証券会社4社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券)」を、最新の情報で徹底比較します。
証券会社選びで特に重視したいポイントは以下の通りです。
手数料(売買手数料・口座管理料)
取引画面の使いやすさ(スマホ・パソコン対応)
NISA/iDeCo対応
サポート体制
郵送物の有無(家族バレ防止)
確定申告や税金管理のサポート
セキュリティ(マイナンバー登録、2段階認証など)
それぞれの証券会社について、初心者でも一目で分かるように比較表を用意しました。
主要ネット証券4社比較表
証券会社名 | 売買手数料 | 使いやすさ | NISA/iDeCo対応 | サポート体制 | 郵送物なしで完結 | セキュリティ・信頼性 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 0円(条件あり) | ◎(PC・スマホ秀逸) | ◎(どちらも対応) | 電話・チャット | 〇 | ◎(大手・高評価) | 迷ったらココ!バランス重視派 |
楽天証券 | 0円(コースによる) | ◎(PC・スマホ秀逸) | ◎(どちらも対応) | 電話・チャット | 〇 | ◎(楽天経済圏も強み) | 楽天ポイント活用派 |
マネックス証券 | 5万円以下の取引なら50円 | 〇(独自アプリ) | ◎(どちらも対応) | 電話・チャット | 〇 | ◎(情報ツールも充実) | 独自ツールが高性能(銘柄スカウター) |
松井証券 | 50万円以下の取引なら0円 | 〇(初心者に優しい) | ◎(どちらも対応) | 電話・チャット | × | ◎(老舗で安心) | 手数料が安め |
比較ポイントと各社の特徴
■ SBI証券
国内トップクラスのネット証券で、圧倒的な口座数(1,400万口座を突破)と取扱商品の多さが魅力。
国内株式の現物取引は手数料0円。
NISAやiDeCoなど非課税制度にもフル対応しており、「どこにするか迷ったらまずSBI証券」といわれるほどのバランス型。
スマホアプリも使いやすく、パソコンでも細かな取引や分析ができます。
■ 楽天証券
楽天ポイントが貯まる・使える、スマホ操作に強いのが大きな特徴。
取引画面は直感的で初心者にも扱いやすく、NISA/iDeCoにももちろん対応。
楽天カードと連携した積立投資でポイント還元もあり、「投資初心者+楽天経済圏利用者」に特に人気があります。
■ マネックス証券
独自の情報ツールや海外株式投資に強みがある証券会社。
特に、「銘柄カウンター」は銘柄分析にはかなり重宝します。
日本株はもちろん米国株や投資情報の質にも定評があり、初心者〜中級者まで使いやすい設計。
サポート体制も充実しており、投資の幅を広げたい人におすすめです。
■ 松井証券
100年以上の歴史があり、「投資が初めて」の人に特にやさしい証券会社。
手数料も少額取引なら無料、サポートも電話やチャットで丁寧。
画面もシンプルでわかりやすく、初心者向けの無料セミナーや情報も豊富です。
公務員目線で「最初の1社」を選ぶなら?
結論、迷ったら「SBI証券」、楽天ポイントを活用したいなら「楽天証券」がおすすめです。
どの会社もNISAやiDeCo、確定申告サポート、マイナンバー対応など基本はバッチリなので、安心して口座開設を検討できます。
正直、SBI証券と楽天証券に関してはどちらも初心者でも使いやすい証券会社で、差もあまりないので、証券会社は悩まずサクッと決めてしまいましょう。
証券会社ごとのメリット・デメリット解説
証券会社は「どこを選んでも同じ」に見えて、実は細かい違いがたくさんあります。
ここからは、公務員やそのご家族にとって安心して使いやすい「SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券」の4社について、それぞれのメリット・デメリットや選び方のポイントを詳しく解説します。
SBI証券
メリット
国内ネット証券最大手で、口座数・取扱商品数ともに圧倒的。
売買手数料は業界最安水準。
NISA・iDeCo・つみたてNISAなど制度対応が幅広い。
パソコン・スマホどちらも取引画面が使いやすい。
サポート体制も電話・チャットともに充実。
積立投資の自動化、投資信託の品揃えも◎。
デメリット
取扱商品が多すぎて、初心者は最初やや迷いやすい。
人気が高いぶんアクセス集中でまれにシステム遅延があることも。
こんな人におすすめ
「何を基準に選べばいいか分からない」「今後いろいろな資産運用も考えたい」そんな“バランス型”志向の公務員にぴったりです。
楽天証券
メリット
楽天ポイントが取引や投資信託の積立で貯まる・使える。
スマホアプリ(iSPEED)が初心者でも直感的で抜群に使いやすい。
NISAやiDeCo対応も万全。
楽天カード積立など“お得な投資”ができる。
ネット証券の中では画面・UIが最もシンプルな部類。
デメリット
サポートは電話よりチャット中心(ただし十分親切)。
「楽天経済圏」外だとポイントメリットがやや薄い。
投資商品のラインナップはSBIよりやや少なめ。
こんな人におすすめ
「スマホ完結で投資したい」「楽天ポイントを貯めてお得に資産運用したい」方は迷わず選びましょう。
マネックス証券
メリット
独自の投資情報ツールが豊富、米国株や海外ETFも強い。
日本株も米国株も手数料は業界最安クラス。
投資シミュレーションや自動資産配分など分析機能が優秀。
サポートも電話・チャット・メールで対応。
IPO(新規公開株)も狙えるチャンスが多い。
デメリット
投資情報ツールの種類が多く、初心者には最初やや難しく感じる場合も。
楽天・SBIよりも知名度がやや劣る。
こんな人におすすめ
「本格的に投資を勉強したい」「米国株・IPOにも挑戦したい」というステップアップ派におすすめです。
松井証券
メリット
100年以上の歴史、安心と信頼の老舗証券会社。
1日50万円以下の株取引なら手数料が完全無料(現物取引)。
初心者向けセミナーやサポートがとても丁寧。
取引画面もシンプルで分かりやすい。
NISA・iDeCo対応、積立投資もしっかりサポート。
デメリット
取扱商品の種類はSBIや楽天に比べるとやや少なめ。
ネット証券の中では新しいサービスの投入がやや遅いことも。
こんな人におすすめ
「デイトレードをしたい」「分かりやすさとサポート重視」という方に良いと思います。
どの証券会社も、NISAやiDeCoなどの非課税口座に対応しており、公務員にとって安心して利用できる体制が整っています。
自分の投資スタイルや重視したいポイントに合わせて選ぶことが、投資を長く続けるコツです。
【体験談】公務員時代に実際に証券口座を開設した私のリアルな選び方
ここからは、私自身が公務員として働いていた時に、実際に証券会社を選び、口座を開設したときのリアルな体験談をお話しします。
私は県庁職員として働き始めて7年が経ったころ、将来への不安とお金持ちになりたいという気持ちから「資産運用を始めたい」と思うようになりました。
しかし、いざ調べてみると証券会社はたくさんあり、どこが自分に合っているのか全く分かりませんでした。
一番の心配は、「本当に公務員でも証券口座を作っていいのか?」という点。
副業禁止規定や職場バレのリスク、家族にどう伝えるか――。
何度もネットで調べたり、株式投資入門書でしっかり勉強しました。
最終的に、「資産運用は将来の自分や家族の安心のため」と気持ちを固め、思い切って口座開設にチャレンジすることに。
私が最初に選んだのはSBI証券でした。
口座開設~運用までの流れと、選んでよかった点・困った点
まずネットで申し込みをし、必要書類もスマホ撮影だけでOK。
郵送物も最小限で、職場には一切バレずに済んだのは大きな安心材料でした。
実際に使い始めてみると、SBI証券は「商品数の多さ」と「手数料の安さ」がダントツで、色々な投資信託や個別株を手軽に選ぶことができました。
特に、思っていた以上に手数料が安く、個別株の売買を繰り返しても微々たる費用で済みました。
一方で、「投資商品が多すぎて最初は迷ってしまう」というデメリットもありました。
自分の知識や投資スタイルに合った商品選びが、最初はやや大変だったのを覚えています。
ですが、SBI証券は分からないことがあればチャットサポートですぐに質問できたり、公式サイトのQ&Aも非常に充実していたので、初心者でも安心してステップアップできました。
また、その後「楽天ポイントを活用したい」「もっとスマホで手軽に管理したい」と思うようになり、楽天証券の口座も開設。
こちらはPCでの証券会社の画面が見やすく、アプリも使いやすく、楽天ポイントで投資できる点が大きな魅力でした。
結果的に今は、「SBI証券で個別株長期保有+投資信託積み立て、楽天証券でiDeCo」という形で、2社を使い分けています。
証券会社選びのポイントは「自分が重視したいことがどこなのか」。
「手数料の安さ」
「スマホの使いやすさ」
「サポート体制」
「NISA・iDeCo対応」
「家族バレのリスク」
自分の生活スタイルや性格、将来設計に合わせて最適な会社を選ぶのが一番のコツだと実感しました。
あと、私は書籍や雑誌も証券会社を選ぶ際に役立ったので、しっかり知識を入れてから証券会社を選びたい人は、まずは書籍や雑誌を一読してみることをおすすめします。
公務員の株式投資と「副業禁止規定」—バレる?バレない?注意点まとめ
証券会社を選ぶ際、公務員が一番気になるのが「株式投資は副業禁止にあたるのか?」「実際にバレたらどうなるのか?」という点でしょう。
この章では、公務員が知っておくべきルールとリスク、注意点について分かりやすく解説します。
公務員の副業禁止規定と株式投資の関係
多くの公務員は「副業禁止」とされていますが、“自分の資産運用”として株式や投資信託を売買すること自体は法律上も規則上も副業にはあたりません。
あくまで「自己資産の運用」であれば、口座開設も取引も認められています。
ただし、
他人のお金を預かって運用する
継続的・組織的に多額の取引(デイトレード)で収益を上げる
投資収益を第三者に還元したり、投資助言をビジネスにする
こういった場合は「営利目的」と判断され、規定違反や懲戒対象となる可能性があります。
一般的な長期投資・つみたて投資なら、ほとんど問題ありません。
【参考記事】
公務員の株式投資は副業になる?バレるリスク・確定申告・処分事例まで元公務員FPが解説
「バレる」リスクと実際の処分事例
「とはいえ、本当に大丈夫?」と心配な方もいるでしょう。
実際、公務員が株式投資で「バレて」問題になるケースはごく一部です。
【バレやすい例】
勤務時間内にデイトレードを繰り返し行っている
投資ブログやSNSで実名発信し、収益化している
職場で投資勧誘や助言を業務の一環でしている
逆に、普通にNISAやつみたて投資、配当や売却益を得ているだけならバレる心配はほぼありません。
郵送物も最近はネット証券ならアプリやWeb通知だけで完結できるため、家族や職場に届いてしまうこともありません。
正しい確定申告のやり方・注意点
「株で儲かった分、申告はどうするの?」
公務員でも、年間20万円以上の利益が出た場合は確定申告が必要です。
(給与所得以外の所得が20万円以下なら申告不要)
ただし、口座開設時に特定口座(源泉徴収あり)を選択すれば、確定申告は不要です。
NISA口座での利益は原則非課税なので申告不要ですが、特定口座(源泉徴収なし)などの場合は注意が必要です。
公務員が注意したいポイント
投資収益をきちんと管理し、20万円超の場合は確定申告を忘れずに
必要な書類は証券会社のマイページからダウンロードできる
ふるさと納税やiDeCoとの兼ね合いも確認しておく
わからないことは証券会社や税務署やFPに相談する
バレないための現実的な工夫
郵送物の少ないネット証券を選ぶ
取引通知や報告書はアプリ・Webで完結
必要以上に大きな金額を動かさない(無理なデイトレは避ける)
SNSや周囲にむやみに投資のことを話さない
これらを守れば、公務員でも安心して資産運用を続けることができます。
公務員でも安心!おすすめの投資スタイル・失敗しないためのコツ
「投資」と聞くと、「大きなリスクを取らなければリターンは得られない」と思われがちですが、実は公務員のような安定した職業だからこそ、“手堅く・長く続けられる投資”が向いています。
ここでは、公務員におすすめの投資スタイルや、初心者が失敗しないためのポイントを具体的に解説します。
少額・長期・分散投資が最強
公務員が株式投資をするなら、まず大切なのは「欲張らず、コツコツ積み上げる」こと。
いきなり大きな資金をつぎ込むのではなく、
毎月決まった金額を積み立てる(つみたて投資)
NISAやiDeCoなどの非課税制度をフル活用する
1社だけに集中せず、複数の株や投資信託に分散する
これらの“王道”を守ることで、リスクを最小限にしながら資産をじっくり増やしていくことができます。
NISA・iDeCo活用で税金対策もバッチリ
公務員でも、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)は利用できます。
NISA:年間360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)までの投資利益が無期限で非課税(最大1,800万円まで)
iDeCo:掛金が全額所得控除、老後資金の自助努力に最適。公務員は月5,000円~20,000円を掛けることができます。
これらを使うことで、節税効果を得ながら“資産形成”を進めることが可能です。
とくに「長期・積立・分散」は金融庁も推奨している投資スタイル。
参考サイト:金融庁「未来を育む資産育成NISA」
公務員にぴったりといえるでしょう。
家族と一緒に資産運用を考える
資産運用は自分だけの問題ではなく、家族にも影響があります。
「家計の中で毎月いくらまで投資に回すか」
「将来必要な資金(子どもの教育・住宅・老後)を一緒に考える」
「家族名義でジュニアNISAを活用する」
こういった“家族ぐるみ”での資産運用も、公務員家庭におすすめです。
実際、私の家庭でも毎月の積立額や運用方針やリスク許容度を夫婦で話し合い、無理のない範囲で進めています。
失敗しないためのコツ
焦って短期売買(デイトレ)に手を出さない
- 初心者は信用取引には手を出さない
「絶対に儲かる」話には乗らない
最初は少額で経験を積み、徐々に投資額を増やす
分からないことは必ず書籍や信頼できるサイトなどで調べてから行動する
証券会社各社も、初心者向けの無料セミナーや投資情報を提供しているので、活用するのもおすすめです。
公務員は「安定した収入+長期目線」で、じっくり資産を育てることができる貴重な立場。
“欲張らず・コツコツ・無理なく”を意識して、将来の安心を手に入れましょう。
証券会社選びでよくあるQ&A【初心者向け】
証券会社選びや口座開設、運用スタート前によくある疑問や不安について、Q&A形式でまとめました。
公務員や資産運用初心者の方も安心できるよう、できるだけ具体的にお答えします。
Q1.証券口座の開設にはどんな書類が必要?
A.基本的には
本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
マイナンバー確認書類(通知カードやマイナンバーカード)
スマホやパソコン、メールアドレス
があればOKです。
最近は「スマホで本人確認」が主流で、郵送不要・最短翌営業日で口座開設できる証券会社も増えています。
手続き画面も分かりやすく、初心者でもつまずきにくい設計になっています。
Q2.未成年でも口座を作れる?
A.作れます!
「未成年口座」を使えば、子ども名義で投資をスタートすることも可能です。
(申込時には、保護者の同意や本人確認書類が必要です)
ただし、未成年口座は「運用管理は親」など一定の制限があるので注意しましょう。
Q3.投資初心者でもサポートは受けられる?
A.各証券会社とも初心者向けサポートが充実しています。
電話やチャットでの問い合わせ対応
公式サイトのQ&A・使い方ガイド
無料セミナーや動画講座
などが利用できます。
「分からないことはそのままにしない」「不安な時はすぐ相談」が失敗しないコツです。
Q4.もしトラブルや不具合が起きた場合は?
A.ネット証券はシステムトラブルが起こることもゼロではありませんが、大手4社は復旧対応やサポートも迅速。
緊急時はサイトの「お知らせ」や「サポート窓口」をすぐ確認
ログインや入出金トラブルは、カスタマーサポートへ連絡
また、証券会社は金融庁の監督下にあるため、資産が守られる「分別管理」も義務付けられています。
万が一証券会社にトラブルがあっても、預けた資産は守られる仕組みです。
Q5.スマホだけで全部できる?
A.主要ネット証券4社は「スマホだけ」でほとんどの手続き・取引・資産確認が可能です。
口座開設申込
本人確認・書類提出
購入・売却・積立設定
資産のチェックや運用成績の確認
全てスマホアプリで完結します。
「紙の書類や郵送が苦手」「忙しくてパソコンを開けない」人でも安心です。
Q6.証券会社を途中で変更できる?
A.いつでも他の証券会社で新たに口座を作ることは可能です。
ただし、既存の資産を移す場合は「移管手続き(証券口座間の株式移動)」が必要で、
手数料や日数がかかる場合もある
NISA・iDeCo口座は1人1口座制(年度ごとの切り替え)なので注意
最初は「使い勝手のお試し」で2社同時に開設してみて、自分に合った方をメインにするのも一つの方法です。
このほか、細かい疑問や「これって大丈夫?」という不安があれば、公式サイトやサポート窓口に気軽に問い合わせてみましょう。
まとめ|公務員が株式投資を始めるなら“自分に合った証券会社”選びがすべて
ここまで、公務員が安心して株式投資を始めるために必要な知識や、おすすめ証券会社4社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券)の比較、証券会社選びのコツ、注意点などを解説してきました。
証券会社選びは、これから資産運用をスタートする公務員やそのご家族にとって“最初の大きな一歩”です。
特に「手数料の安さ」や「スマホの使いやすさ」だけでなく、「副業規定の安全性」「サポート体制」「プライバシー保護」など、公務員ならではの視点でしっかり比較検討することが、長く安心して続けるためのポイントです。
あなたに合った証券会社の選び方は?
迷ったらSBI証券…バランスの取れたサービス・商品数の多さ・最安水準の手数料で万人向け。
スマホ中心で使いたい・楽天経済圏なら楽天証券…ポイント還元やアプリ操作性が魅力。
分析ツールや米国株にも興味があるならマネックス証券…投資の幅を広げたい人向け。
サポート重視・初めてで不安なら松井証券…初心者にも手厚い対応と分かりやすさ。
投資スタイルや重視したいポイントは人それぞれ。
複数の証券会社で口座開設して、「実際に使ってみて合うものをメインにする」という選び方もおすすめです。
今すぐできるアクション3つ
気になる証券会社の公式サイトで「口座開設ページ」を見てみる
手続き画面やサポート体制をチェック!NISAやiDeCoのシミュレーションをやってみる
将来の資産イメージを“数字で”具体的に。不安や疑問は公式チャットやサポートにすぐ質問してみる
小さな疑問も早めに解消するのが、失敗しない第一歩です。
最後に――資産運用は“人生の安心”につながる
私自身、公務員時代に証券会社選びや初めての投資に不安がありましたが、少しずつ知識をつけ、分からないことは調べたり相談しながら、「自分に合った証券会社」と出会えたことで、不安なく資産運用を続けられています。
資産運用は、将来の安心や家族の幸せのために“できる範囲でコツコツ続ける”ことが何より大切。
無理なく、焦らず、あなたらしい一歩を踏み出してください。
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